セルフネグレクトとは？症状と原因・治し方をまとめて解説

セルフネグレクトという言葉をご存知ですか。日常生活がおろそかな状態になってしまうことを指す言葉です。

当記事ではセルフネグレクトの症状と原因、治し方まで説明します。部屋が散らかって片付かない場合は、当記事を参考にご自身の状態がセルフネグレクトかどうかを考えてみてください。

セルフネグレクトの症状を紹介しましょう。下記項目に当てはまると必ずしもセルフネグレクトというわけではありませんが、兆候の一つではあるため注意が必要です。

部屋が片付かない、散らかっていることはセルフネグレクトの症状の一つです。

自分自身の生活環境を整えることができなくなり、どんどん状態が悪化していきます。

物を捨てることができない、不要なものと必要なものがわからず物が部屋に溢れてしまうケースが多いです。

セルフネグレクトになると、衣類を洗濯したり着替えをしたりといった基本的な生活が難しくなります。

食器を洗ったり掃除をしたりといった衛生に関する意識が希薄になり、不衛生な状態になりがちです。

食事や入浴をせず、不衛生かつ栄養失調の状態になりやすいのもセルフネグレクトの症状です。

心身の状態を考慮して病院へ行くという行為もできず、体調を崩してしまったり、最悪の場合孤独死してしまったりといった危険性がセルフネグレクトにはあります。

セルフネグレクトの原因は多岐に渡ります。不明な点もまだ多いのですが、主要な原因をまとめました。

なんらかの理由で社会的に孤立してしまい、セルフネグレクトになる場合があります。

頼れる人がおらず自分で抱え込んでしまい、どんどん外の人との関わりがなくなって状態が悪化することが多いです。

真面目な性格やプライドの高い方はセルフネグレクトになりやすいといわれています。

他人に助けを求められない、自分1人でなんとかしないといけないと考え、セルフネグレクトになってしまうケースです。

うつ病や統合失調症などの精神疾患から、無気力や他人との関わりを断ち、セルフネグレクトになることもあります。

この場合では、環境を変えるだけでは改善が難しく、疾患の治療を最優先にするべきでしょう。

セルフネグレクトの治し方を紹介します。自分1人で改善できない場合は、積極的に家族や知人を頼るようにしましょう。

セルフネグレクトの多くは他人を頼ることができない精神状態になっており、自分でセルフネグレクトと自覚していない方が多いのです。

まずは症状から自分の状態を自覚し、他人を頼るようにしましょう。

またセルフネグレクトは環境を整えることで改善する場合もあります。

自分で部屋を片付けられない場合は清掃や不用品回収のプロに依頼して、片付けてもらうこともおすすめです。

自分1人でなんとかできないと思ったら積極的に他人を頼りましょう。

セルフネグレクトの原因が精神疾患の可能性もあります。

その場合は根本的に疾患を治療しないと改善は難しいでしょう。食事や入浴ができず、危険な状態になっている場合はまず病院に連絡・相談をすることをお勧めします。

きちんと治療を受ければ、状況の改善が見込めますよ。

広島でセルフネグレクトになってしまい、部屋が片付かない場合はプロの業者に依頼してみてください。スムーズかつ知人に知られず状況を改善できますよ。

心身が危険な状態だと感じる場合は病院の受診をおすすめします。早めの行動が重要ですよ。