うつ病になると物を捨てられない状態になり、ゴミ屋敷になるケースがあります。

当記事では、なぜうつ病になると汚部屋になってしまうのか、理由と対処法をまとめました

部屋が片付かない、散らかっているという場合は参考にしてください。
監修  遺品整理士 栗栖 涼

遺品整理士認定協会から遺品整理士を取得後、全国300店舗の便利屋お助けマスターを展開中。お助けマスター本部代表の傍ら、年間1万件以上のお困りごとに携わる。便利屋を通して全国からお悩み事が消える世界を目標としております。
電話番号
space

うつ病とものをすてられない心理の関係

うつ病と物を捨てられない心理には深い関係があります。物を捨てられない方がうつ病とは限りませんが、注意してみることは重要です。

あらゆることに無気力になって捨てられない

うつ病になるとあらゆることに無気力になり、ゴミを捨てたり片付けたりができなくなってしまう場合があります。

洗濯や着替え、トイレに行くこともできなくなるほど無気力になることもあり、不衛生な状態になりがちです。

自室が散らかっており、片付けをする気が起きない場合はうつ病を疑いましょう。

部屋が汚いことが原因で精神的に負担がかかる

また、部屋が汚いことが原因で精神的に負担がかかり、うつ病になったり症状が悪化したりする場合もあります。

うつ病傾向の方が掃除や片付けができず、部屋が荒れより症状が進行するケースは多く、自室の状態とメンタルは密接な関係があるのです。

逆に言えば自室の状態を改善することでメンタルが改善する場合もあるため、片付けや掃除をすることがうつ病の緩和につながることもあります。

うつ病以外にものをすてられない病気・障害

うつ病以外にも物を捨てられない病気や障害があります。

統合失調症

統合失調症は幻聴や被害妄想などが特徴の疾患です。

他人の会話が自分への悪口に聞こえたり、本来音がしない空間でも声が聞こえたりといった症状があります。

外出することが難しくゴミ捨てにいけない場合や、抑うつ症状が出て片付けができないケースもあります。

ADHD

ADHDは多動性障害とも呼ばれ、集中力がなかったり、忘れっぽかったりといった性質がある障害です。

ゴミ捨てを先延ばしにしてしまったり、他のことに気を取られてゴミ捨てを忘れてしまうなどが特徴

物の管理が苦手な方が多く、部屋に必要以上の物を入れてしまい、片付けができなくなるケースが多いです。

セルフネグレクト

セルフネグレクトは疾患や障害ではありませんが、部屋が片付けられない人にみられる状態の一つです。

自己放任とも訳され、自分の日常生活を送れない状態を指し、食事や入浴、着替えなどをしなくなってしまいます。

片付けもできず、汚部屋に1人でいる方が多く、不衛生な環境で栄養失調などの危険性もあり、最悪の場合は孤独死につながることもあるため注意が必要です。

うつ病になってものを捨てられないときの対処法

うつ病になって物を捨てられない時の対処法を紹介します。

体調がいい日に少しずつ片付ける

うつ病にも調子の良し悪しがあります。

なんとなく体調がいい、精神が安定しているときに片付けを少しずつ進めてみましょう

自室の状態・環境が改善されるとメンタルも回復する場合があるため、よりコンディションが整う効果も期待できます。

いきなり全てを片付けることは難しいので、可能な範囲で片付け・掃除をしてみましょう。

業者に依頼して一気に片付ける

自分1人ではどうしようもない場合は、業者に依頼する方法もあります。

知人や家族を頼れない方がうつ病には多いのですが、お金を払い他人である業者になら依頼できる場合があるでしょう。

プロである業者はスムーズかつ迅速に片付けをしてくれるので、周囲の人に自身の状態を知られずに状況を改善することが可能です。

病院で治療する

何よりも病院で治療することが大切です。

自分で掃除をしたり、業者に依頼したりもできない場合は治療が最優先

病院に足を運べない場合は、オンライン診療など自宅から出ずに相談・診断・処方してもらう方法もあります。

広島でうつ病になって物をすてられないときは業者に依頼しよう

うつ病になると物を捨てられない状態になる方が多いです。

汚部屋・ゴミ屋敷になってしまっている方はうつ病の可能性があります

片付けをすることで症状が改善する場合もありますので、プロの清掃・片付け業者に依頼して一気に部屋の状態を綺麗にしてしまいましょう。

もちろん、病院で治療することも大切です。

オンライン診療などの仕組みもあるため、積極的にサポートを活用して治療を進めましょう。
お問合せフォーム

PageTop

便利屋お助けマスター(広島店)